Cloudberryに続き本日はスペインのポップレーベルElefantからの3枚をご紹介。まずはこれがラストリリースとなってしまうロンドンの5人組Trembling Blue StarsのEP。Sarah Recordsに所属したThe Field MiceのBobby Wrattenが1995年に結成したバンド。16年の歴史に幕を下ろす最後のEPとなってしまいましたが感動的な1枚です。Sarah時代のレーベルメイトでもあり先日Captured TracksのトリビュートリリースもあったThe WakeのGerard McInultyがWireのカバー曲にボーカルで参加しています。それからこれが初のアナログ化となるスペインのガールズグループNosotrashの2002年のサードアルバム、さらに最も影響を受けたバンドがThe ClashだというイタリアのポップメーカーGiorgio Tumaのサードアルバムを入荷しております。いずれもDeezerでフルに試聴出来ますのでそちらを是非チェックしてみてやってください。
結成16年の歴史に幕を閉じるTrembling Blue StarsのラストEP。Sarahの後継レーベルShinkansenから1996年にデビューアルバムをリリースして以来、昨年リリースの7枚目のアルバムを残し突然の解散となったBobby Wratten率いるロンドンバンドTrembling Blue StarsのラストEP。A-1収録の"The Light Outside"はBobby Wrattenのヒーローだという元Loopで元Mainの中心人物Robert Hampsonがアルバム『Fast Trains and Telegraph Wires』収録の"Outside"と"Half- Light"を繋げてリミックスした1曲。B-1にはWireのカバー"Kidney Bingos"をBeth ArzyとThe WakeのGerard "Caesar" McInultyがデュエット。その他アルバム未収録の4曲も収録した有終の美を飾る感動的な1枚。Click here to listen to the ep on DEEZER
Elefantがレーベル史上でも特別で芸術的なアルバムとして初アナログ化されたNosotrashの2002年リリースのサードアルバム。BBCのJohn Peelも晩年心底惚れ込んでいたというスペインのガールズグループNosotrashの傑作サードアルバム。プロデュースはElefantから5枚のアルバムを発表したLe MansのIbon Errazkin。のどかなポップサウンドとスペイン語ボーカルにうっとりさせられる珠玉の全20トラック収録。Click here to listen to the album on DEEZER
イタリアのポップメーカーGiorgio Tumaのサードアルバム。国内盤のリリースもあり日本での人気も高いイタリアはレッチェ出身のGiorgio Tuma。影響を受けたアーティストにMorricone, Bacharach, Curtis Mayfield, Brian Wilson, John ColtraneやStereolab, Sufjan StevensからKanye Westまでを挙げ、なかでも人生を変えるほど影響を受けたというのがThe Clashの『Sandinista!』なんだそう。アルバムからClashの影響を感じ取るのはなかなかに難しいとこですが、繊細な音使いと映画サウンドトラックの様に全編通してじっくりしっとりと聴ける傑作ポップアルバム。2009年にリリースのあった『My Vocalese Fun Fair』に続くサードアルバムが引き続きElefantよりリリース。Click here to listen to the album on DEEZER
そして最後に2007年にElefantより7"リリースされたTrembling Blue StarsのシングルBeautiful Blankを。昨年11月リリースのElefantの2枚組コンピレーションSpace Escapade (Aventura Espacial) Unit 1にも収録された名曲です。
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